また日本の空からB747が消えてしまいますね。
- 2017/06/05
- 23:58
ユナイテッド航空は6月14日をもって、ボーイング747-400型機の日本路線への投入を終了する。
ユナイテッド航空のボーイング747-400型機は、ファーストクラスは「1-1」か「1-2-1」配列で12席、ビジネスクラスは「2-4-2」配列で52席、エコノミープラスは「3-4-3」配列で88席、エコノミークラスは「3-4-3」配列で222席の計374席を配置している。エンジンはプラット・アンド・ホイットニー社製のPR4062ターボエンジンを4基搭載している。現在、日本線では東京/成田〜サンフランシスコ線にのみ投入している。
6月15日以降は、ビジネスクラスに新シートの「ユナイテッド・ポラリス」を設置したボーイング777-300ER型機を同路線に就航させる。ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス60席、ユナイテッド・エコノミープラス102席、ユナイテッド・エコノミー204席の計366席を配置している。ファーストクラスのサービスは終了する。
Traicyより
退役がますます進行しているジャンボジェットB747ですが、
2017年6月14日成田発の便をもってユナイテッド航空のB747での日本発着便の運行は終了します。
因みに
JALは2011年3月1日で、ANAは2014年3月31日をもってB747の運用を終了しています。
政府専用機も2019年にはB777-300に代わってしまいます。
2017年の夏スケジュールで日本路線にB747が投入されているのは、
羽田、成田、関西、新千歳、那覇の5空港です。
機材変更でB747でなくなったり、逆にB747になることもあるかもしれませんが・・・
成田空港
チャイナエアライン : CI100 (TPE→NRT)/CI101 (NRT→TPE)
2017年9月30日でB747-400での運用は終了予定。
日によってB777-300/ER、A330-300、A350-900による運用。
デルタ航空 : DL577 (HNL→NRT)/DL576 (NRT→HNL)
2017年6月17日までは月火金土、6月18日からは毎日
2017年9月6日でB747-400での運用は終了予定。
日によってB777-200LR、B767-300/ERによる運用。
デルタ航空 : DL275 (DTW→NRT)/DL276 (NRT→DTW)
2017年10月29日でB747-400での運用は終了予定。
ユナイテッド航空 : UA837 (SFO→NRT)/UA838 (NRT→SFO)
2017年6月14日でB747-400での運用は終了予定
羽田空港
ルフトハンザドイツ航空 : LH716 (FRA→HND)/LH717 (HND→FRA)
B747-8Iでの運用。
カンタス航空 : QF25 (SYD→HND)/QF26 (HND→SYD)
タイ国際航空 : TG682 (BKK→HND)/TG683 (HND→BKK)
2017年8月2日よりB777-300での運用予定。
タイ国際航空 : TG660 (BKK→HND)/TG661 (HND→BKK)
関西空港
デルタ航空 : DL277 (HNL→KIX)/DL278 (KIX→HNL)
水木日がB747-400での運用。
6月より順次B767-300/ER、A330-300による運用へ置き換え。
ルフトハンザドイツ航空 : LH740 (FRA→KIX)/LH741 (KIX→FRA)
タイ国際航空 : TG622 (BKK→HND)/TG623 (HND→BKK)
一部B777-300での運用。
新千歳空港
チャイナエアライン : CI130 (TPE→CTS)/CI131 (CTS→TPE)
一部A330-300による運用。
タイ国際航空 : TG670 (BKK→CTS)/TG671 (CTS→BKK)
2017年7月~10月限定で運用。
那覇空港
チャイナエアライン : CI120 (TPE→OKA)/CI121 (OKA→TPE)
一部A330-300による運用。
チャイナエアライン : CI122 (TPE→OKA)/CI123 (OKA→TPE)
一部A330-300による運用。
デルタ、ユナイテッドのB747-400は退役することが決まっており、
ますます、目にする機会も減っていきますね。
ルフトハンザはB747-8Iでの運用をしており当面退役はないでしょう。
プロダクトは最新ではないとしても、機会があれば搭乗してみたいものです。


